フェンネル
日本では、茴香(ういきょう)と、言われています。
家庭でも栽培しやすいハーブです。
私は今年枯らしましたが😥
また、来年の春になったら、挑戦しようと思います。
サラダや、魚料理、バターを使ったソース(フランス語で、ブールブラン、といいます)の香りづけや、ホイル焼きや、貝料理、蒸した魚介の香りづけにも、とっても良く合います。
清涼で、甘く少しスパイシーな香りです。
妊娠中、授乳中、幼児、てんかん、子宮がん、生理中の場合は、刺激が強い為避けます。
セリ科で、種子から蒸留されます。
16世期には、「太り過ぎの人を痩せさせる」ために使いました。
現在でも、利尿作用や体液排出作用があり、むくみやセルライト対策に使います。
ダイエットに最適です。
アングロサクソンの本草書にフェンネルの名前が見られ、古代エジプトでも、色々な症状の薬として用いられました。
ギリシャでは、古代オリンピックの出場者が体力やスタミナ、勇気を増すために、食事にフェンネルを入れたり、種を食べたりしたため、長寿と幸運を結びつけて考えられています。
プリニウス、ヒポクラテス、ディオスコリデスは、蛇に噛まれた時や、そのほかの毒に対する治療薬であると、著書に書きました。
中国人やヒンズー教徒も、フェンネルを抗蛇毒剤と考えていました。
中世では、悪霊や呪術に対するお守りであったり、家族を悪霊から守るため、真夏には、夜になると戸口の上にフェンネルを吊るすという、習慣がありました。
西洋占星術では、ホットで、熱性、乾性を司る水性に属し、乙女座の支配です。
アーユルヴェーダでは、ヴァータと、ピッタ、カパのバランスを取ります。
チャクラは、第五、第二、第八チャクラに相当するようです。
東洋医学では、陽に属します。
土性で、臓腑は、脾と胃
五神は意
五官は口
五菜はセリ
消化器の不調を改善します。
(消化器は、唇、歯、食道、胃、十二指腸、膵臓、肝臓、胆嚢、小腸、大腸、直腸、肛門までを言います。)
また、ホルモン分泌を刺激し、調整する作用もあり、月経前や更年期の情緒不安定に、アロマバスに用いるのも効果的です。
過剰な食欲をセーブします。
バランスを取る作用、清浄作用、防虫、浄化、健康回復、体力増強、刺激、鎮痛、鎮痙、抗菌、抗感染、駆風、胆汁分泌促進、消化、催淫、利尿、通経、去痰、解毒、などの作用があります。
心理面では、思考をクリアにし、恐れを軽減し、溜め込んだ感情を浄化し、実行力や、自己表現すること、自己実現することをサポートします。
ハーブでも、精油としても、重宝します🤗
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