フランキンセンス



和名は乳香と言います。
別名はオリバナムです。

「フランキンセンス」は、自由や純粋性や豊かさを表す、中世フランス語francと、ラテン語で燃やすことを意味する、insensumに由来します。
本当の薫香と、呼ばれることもあります。

「オリバナム」は、ヘブライ語のlebonahからきています


聖書ではキリスト生誕の際、東方の三賢者が、黄金とミルラと携え、ベツレヘムへ旅立ったとされていて、クリスマスプレゼントの起源とされています。





古代文明で、乳香は儀式に使われていました。



ユダヤ教での乳香は、聖なる香料に含まれており、旧約聖書の「出エジプト記:30」に、神がモーセにしるされたレシピが規定されています。

ユダヤ人は、その後、聖なる香りとして使えるのは、純正な乳香だけであると定めています。

聖書の中では、22箇所に、乳香について言及されています。


乳香はエレシウスにあるゼウスと、デーメーテールの神殿の祭壇でも焚かれたそうです。


樹脂を燃やした際に立ち上がる煙は、病人から悪霊を追い払うと信じられていました。


魂と身体の浄化のためと、神の存在の現れとして、儀式で用いられました。








心理面では、フランキンセンスの香りを深く吸い込むことで、リラックスし、気分を引き上げ、雑念を払い、意識をコントロールできることから、瞑想や礼拝に用いられた歴史があります。



世俗の関心を超え、インスピレーションを高めます。
 


心の滞りを滑らかにして、不安やイライラ、心の乱れを落ち着かせてくれます。




忘れられない過去から解放させてくれ、自己を高める手助けをしてくれます。





空間へ、普通の仕事をしているのとは異なる雰囲気を作り出しやすくします。





陰性の質を持ちます。


第一、第七、第八チャクラに相当します。


カンラン科で、樹脂から抽出されます。



アーユルヴェーダではカパ

熱性と湿性を持ちます。


東洋医学では、陰
五行は土、金
臓腑は、脾、胃、肺、大腸
五神は意、魄
五液は涎、涕
五官は口、鼻


身体へは、カタル症状、咳、痰を改善し、呼吸を深くして、胸部の緊張を緩和します。


鎮静、収斂、緩和、空気清浄、保存、保護、浄化、健康回復、体力増強、強壮、加温、高揚作用などがあります。



癌治療にも効果が見られるという報告があります。
何年か前に、癌の鍼灸治療を、必要に迫られ、教えて頂きました。

実際、治療を受けましたが、びわの葉温灸と合わせ、フランキンセンスを使ってオイルトリートメントをしました。




治療後は身体や、特に、仙骨部分がとても暖かくなり、効果も続き、気持ち良かったです。




香りは、体調や精神状態によって、感じ方が違いますが、少しクセがあり、私はミイラの香りと思いましたが、エジプトでは、ミイラには実際は、使われなかったそうです。



精油はメーカーさんによって、全然香りが違いますから、少し苦手でしたが、使ってみようかなと思います。

ホリスティックセラピー Hilling aqu 鍼灸 整体 氣光 アロマオイルトリートメント

Hilling aquは、健康をホリスティックな観点から捉え施術を行って参ります。 苦痛を抱えた身体を癒すことが疲れた心を癒す一歩になります。女性鍼灸師が東京都23区内のシティホテルやご自宅へ参ります。港区東麻布のサロンでの施術も承ります。 tel 080-6814-2524 ✉️ zinkei.mizuki@gmail.com

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