秋の食養 医食同源


薬膳料理は「食養」と、「食療」に分類されています。




「食養」は、病気を予防するために、季節に応じた滋養強壮効果のある食材を摂取して、からだの各臓腑や、陰陽のバランスや、気血津液を養い、不老長寿や老化防止を図ります。



「食療」は、病気になってしまった場合の、陰陽、虚実、寒熱のバランスをとり、病気を治していきます。








秋は五行学説では、金で、色は白です。


白い食べ物を取り入れることも良いです。


ねぎや、きのこ、蓮根、ごま、梨、大根、、玉ねぎ、落花生、林檎、なども良いと思います。




今日は、天気が良かったのですが、風邪が冷たくなってきて、身体も冷え気味だったので、「秋のお野菜と鶏モモ肉の豆乳味噌スープ」を作りました。




材料

鶏モモ肉
玉ねぎ
キャベツ
ねぎ
マッシュルーム
舞茸
生姜
新生姜をたっぷり、みじん切り



味噌(今回は麹味噌)
味噌はあまりこだわりなく、色々試しています
調整豆乳(濃厚なのを使う時もあります。濃厚調整豆乳は、出汁を入れても分離しなかったです。)

白だし


すべて、目分量ですが、出汁とお水、豆乳でスープを作り、切った野菜と鶏肉を入れ、だいたい火が通ったら、味噌を好みで溶かし入れたら、味を見て出来上がりです。





スプーンですくって食べられるように、材料は小さく切っています。



ちなみに効能です


鶏肉


脾胃を温めます。
消化吸収が良く、胃腸に負担がかかりません。

アンチエイジングにも効果的です。
体力低下時の滋養強壮。


きのこ


氣を養い、胃の機能を高めます。
免疫の働きを正常にします。
食物繊維が豊富で、便秘に効きます。
また、食物繊維の一種の、βーグルカンには、抗がん作用があると言われています。





玉ねぎ


目に染みる成分は、硫化アリルという成分ですが、一緒に摂取した食品の栄養吸収を促進したり、胃腸を整え、便通を良くします。
精神安定作用があります。
氣血の巡りを良くして、体内の毒素を排出してくれます。
血圧を下げたり、血中コレステロールを下げます。



キャベツ


胃の働きを活性化します。
胃腸の弱い人や食欲のない人に最適です。
胃の働きが良くなると、氣血を作る働きが強まるので、体内が低下していたり、疲労回復に、積極的に取ると良いです。


味噌 豆乳


脾胃の働きを高め、食欲不振や消化不良を改善します。
体内の余分な水分を排出します。
大腸の調子を整えます。
むくみや便秘に効きます。



野菜や肉は柔らかく、食べやすく、身体も温まります。


身体を作るのは、食べ物、生活習慣、精神状態や考え方ですが、食は身体を栄養し、心もほぐしてくれます。



生姜


胃の調子を整え、食欲を増進させます。
吐き気を抑える、発汗作用、解毒、利尿作用があり、むくみを消す作用があります。
皮にも薬効があり、皮のままで使うと良いです。



長ねぎ


氣血を巡らせ、身体を温めます。
発汗作用、デトックス作用や、胃腸の働きを助けます。
鼻詰まりや、喉の炎症を鎮める働きがあります。







ホリスティックセラピー Hilling aqu 鍼灸 整体 氣光 アロマオイルトリートメント

Hilling aquは、健康をホリスティックな観点から捉え施術を行って参ります。 苦痛を抱えた身体を癒すことが疲れた心を癒す一歩になります。女性鍼灸師が東京都23区内のシティホテルやご自宅へ参ります。港区東麻布のサロンでの施術も承ります。 tel 080-6814-2524 ✉️ zinkei.mizuki@gmail.com

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