精油 バジル
学名は Ocimubasilicum
ギリシャ語で「気高い」という、basilieusに由来されると言われます。
王様が語源ともいわれます。
また、ギリシア神話に登場する、怪物「バジリスク」からきたといわれます。
バジリスクは、ギリシア神話の中で、トカゲのような怪物で、ひと睨み、一息で人間を殺します。
ローマでは、バジルを耳の裏に挟み、愛のしるしの贈り物としています。
インドでは、「比類なきもの」を意味します。
また、ビシュヌ神とラクシュミ神を象徴する神聖なハーブとされています。
ビシュヌ神の妻、ラクシュミー神は神聖なバジル(tulasi)に姿を変えられたとされています。
あらゆる災いを寄せつけない薬効を持ちます。
花言葉では
Sacred ...神聖な
Bressing...祝福
Favor...好意
Noble...高貴
Fortune...幸運
アーユルヴェーダ医学では、万能薬のハーブともいわれます。
遺体の胸にバジルの葉を置く習慣があります。
寺院には、バジルが置かれています。
家にも、バジルの鉢植えを置き、家族で礼拝します。
バジルの根からビーズを作ったり、種からロザリオを作ります。
バジルの効能は、古代エジプトでも崇められ、ピラミッドの遺体安置室からも、リースが発見されました。
バジルのリースが現代に発見される、そこまでの保存の知恵はなんだったのか、ピラミッドやミイラと共に、その防腐や保存方法に神秘を感じます。
その頃とは、現代のバジルと、品種というか、何が違うかもしれないですが。
砂漠地帯のバジルと、湿度が高い日本のバジルも違うでしょうが、、、。
不思議です。
精油の香りを嗅ぐことで、副腎皮質ホルモンの分泌を活性化し、免疫力を上げます。
鎮静作用、リラックス効果、疲労回復、精神的な疲れを回復する、神経強壮作用があります。
料理をする時、育てた小さなバジルの葉を「パン」と叩いたら、バジル特有の香りと甘くフレッシュな香りが漂います。
トマトのサラダ、チーズの料理、パスタやピザ、冷静の魚料理、本当に美味しくしてくれます。
肉体面では、アンチエイジング、消化器機能改善、呼吸器系の活性化、臭覚の改善、鎮痛、鎮静、免疫機構の改善などとされています。
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