恐れは腎を傷る 感情と臓腑
過度な恐れは、腎氣を傷めます。
恐れや不安は、
精を蔵し、生命力の根源である原氣をそんじます。
精は、
生命力
成長
生殖力
の根源です。
これが、腎より活性化されたものが
原氣
です。
腎氣が盛んだと
成長、生殖能力を生み出す
基礎活力が盛ん
疾病にかかりにくい
根気があり、細かい作業をやり抜き通す力が湧く
そこで、腎は
「作強の官」
といわれます。
これ、本当に大事です。☺️
津液を主る
全身の水分代謝の調節もします。
うまく働かないと
浮腫、尿閉、頻尿、下痢などがおきます。
骨を主り、髪に反映する
腎精は髄を生育します。
髄は骨の中にあり、骨に栄養を与えます、
腎が正常だと
精が十分
髄が充実するので骨も歯も丈夫
髪が艶やかで、良く伸びます
腎精が不足したり、老化で衰えると
発育不良
老化に伴う歯牙の異常
骨が脆い
腰がまがる
白髪、脱毛
が現れます。
耳とニ陰に開竅する
腎は耳を通して下界と交流しています。
腎が衰えると
耳鳴り、難聴が現れます。
水分を調節し排泄物を体外に排出します。
ニ陰(前陰=小便口 後陰=大便口)
「納氣」を主る
深い呼吸に関わる
吸気を臍下丹田まで取り入れ、精を元気にし、活性化します。
腎が弱いと、この「納気」が出来ず、浅い呼吸になったり、呼吸困難が起こります。
世の状態で、過度に恐れ、生命力が衰えると、免疫力や自然治癒力も低下します。
一息つき、身体を癒し、心を入れ替えるのも良いかと思います。
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