膝の痛み 治療
鍼での治療例をご紹介します。
今回は自分の脚です😉
近頃、運動不足解消の為、ウォーキングや山登りを始め、ちょうど、膝が痛かったので、早いうちに治療します。
私が痛い(筋肉痛程度)のは、膝蓋靭帯と、鵞足といわれる、縫工筋、薄筋、半腱様筋が脛骨粗面内側部に停止する場所です。
鷲鳥の足のように見えます。
そして、足先を蹴り出す時に使う、前脛骨筋と、踏み出す時に使う、長腓骨筋のが、いつもより張りが大分あるのでその部分を緩めます。
股関節にも違和感あるので、股関節周りもセルフケアします。
鍼をした写真です。
足三里(前脛骨筋部分)足の陽明胃系
膝を立て、外膝眼穴の下2寸
陽陵泉 足の少陽胆系のツボ
膝を立て、腓骨頭の前下際にとります。
長腓骨筋の起始部
陰陵泉(鵞足の下際部分です。)足の太陰脾系
脛骨内側か(変換できません。)の下、脛骨内側の骨際陥凹部にとります。
半腱様筋腱、腓腹筋
膝が色素沈着しているのは、長年施術する時に、膝をつく姿勢が多いためです。
陰廉 足の厥陰肝系のツボ
大腿内側にあり、気衝穴の外下方2寸、大腿動脈拍動部
恥骨筋、長内転筋があります。
ひ関(経穴の漢字は、変換できない漢字があります。)
足の陽明胃系のツボ
(大腿直筋、縫工筋、大腿筋膜張筋、を緩めます。)
前回ブログで書きましたが、膝の動きに密接に関係しています。
このまま10分程ですが、良いなと思うまで、安静にします。
脚に打っただけでも、ダルさが取れ、血液が巡っているのが、感じられますし、頭がスッキリして、身体に酸素が入りやすくなりました。
あと、お腹がぐるぐる動いています。
久しぶりに自分の脚に鍼しましたが、割と気持ち良くできました。
普段はオイルを塗ってトリートメントしてケアしてます。
膝蓋靭帯部分は、膝眼穴という、奇穴になりますが、鈍い痛みがありますが、今回は他の関連筋肉を緩めると、負担が減るなと思い、鍼は打ってません。
実際治療になると、状態を見ながら、鍼をする部分を選びます。
なので、この通りに、治療するとは限りませんが、一部ご紹介しました。
膝の痛みは、早めに治療した方が、身体への負担が少なく、治療期間も短く済む場合が多いので、早めに治療すると良いと思います。
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