秋の養生 医食同源
今年は、コロナウイルス感染により、経済、心、身体、生活に影響を余儀なくされました。
まだまだ収束が見えない中、次の冬へ向けて、免疫力や基礎体力をつけることが必要だと思います。
ちなみに、秋とは、立秋から立冬の3カ月をいいます。
今年は、8月7日から11月7日になります。
立冬は11月7日です。
食は直に、身体を作ります。
秋の味は、辛です。
辛は、肺を養い、発散、行氣、活血の作用があります。
発散 余分な熱を発汗によって除く 作用です。
行氣 氣の巡りを良くします。
活血 血液の質を高め、巡りを良くします。
辛味、七味や一味、唐辛子、山椒、ウコン(ターメリック)、ナツメグ、クミン、生姜、などなどです。
食事に、七味や一味を少しかけたり、インドカレー、お味噌や、おひたしや、暖かいお茶に生姜をすったものを入れたりするのも、お勧めです。
生姜を色々な食材に入れるのは、私の経験上、ダイエットにもなります。
解毒作用、利尿作用、保温、代謝促進、脂肪燃焼、免疫力アップ、抗菌、胃腸機能促進、血管拡張、コレステロール値を下げるなど、良い作用がたくさんあります。
また、秋の食養生は
「清熱潤燥」
熱を静め、津液を補います。
「滋陰潤肺」
肺を潤します。
こちらをしていきます。
清熱潤燥作用がある食材
豆腐
ほうれん草
梨
潤肺作用のある食材
蓮根
クワイ
ゆり根
銀杏
白キクラゲ
りんご
柿
落花生
松の実
滋陰作用がある食材
白キクラゲ
桑の実
アワビ
ハマグリ
スッポン
牡蠣
辛温解表
シナモン
シソ
生姜
ネギ
コショウ
香菜(パクチー)
また、季節の物をいただくのも、心も休まりますし、栄養も十分にあります。
秋は実りですから、いろんな食材を積極的に取り入れていくと良いと思います。
鮭
サバ
太刀魚
ます
椎茸
すだち
ブドウ
ゴマ
カツオ
一部ですが、秋の養生に良い食材をご紹介しました。
まだまだ、自粛傾向がありますが、ご自宅での食卓に取り入れていくと、身体に良いなと思います。
最近日課の柴又帝釈天へウォーキングで、なんと今日は、銀杏をいただきました☺️
銀杏って実で、種を食べていたと初めて知りました。
今日は朝早く行きましたから、銀杏特有の香りを置いておくのも怖いし、帝釈天の木のところで、いただいたのも、天からの采配と思い、朝8時から下処理しました。
たまには、こういうのも楽しいなと思いました。
感謝して、明日の夜、いただく予定です。
どうやって殻割るのかと思いましたが、たまたま友達に教えてもらったら、茶封筒に入れて、レンジで1分程温めると、殻が弾けるみたいです。
最近は乾燥で、空咳が出ますから、肺を潤します。
秋の味覚を楽しもうと思います。
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