サンダルウッド



日本では、白檀の名前で知られています。
仏壇で、沈香を焚き、神社では、神道の儀式でも使われます。


枯渇危惧植物で、入手が困難になり、稀少な精油になりました。


10年以上前には、求めやすい、ポピュラーな精油でしたので、石鹸作りにも、たくさん使っていました。
悲しいことです。







ヒンズー教の暦の最後の日(4月12日)に、身体と魂を清め、1年間の罪を洗い流すために使われます。



インドでは、紀元前5世紀の最古の文書ヴェーダに
サンダルウッドの記載があります。

寺院の建築、偶像、美術の彫刻にも白アリを寄せつけないため、使われていました。 

アーユルヴェーダ医学では、カルダモンと一緒に使われます。

インド東部では、オリエンタルな香りの、香水を作る時に、大事な材料の一つです。




タントラ哲学では、サンダルウッドは男性にだけ使うことが勧められています。
最近の研究では、男性ホルモンのアルドステロンと似た成分であると、科学者が発見しました。
クンダリーニエネルギーを覚醒し、啓発された精神を満たすようにするために使われます。
ヨガの行者は、「サトルボディ(微細身)」の香と、表現しています。






イスラム圏では、遺体の足元にサンダルウッドを入れた香炉を置きます。
そうすることで、亡くなった人の魂が、天国へ行けるようにします。
裕福な階級では、遺体にサンダルウッドの香油を塗り、火葬の薪の上にかけて燃やします。







古代中国にも、文献にサンダルウッドの記載があります。




チベット医学では、不眠症や不安感、そのほかの心理的な症状に他の精油と混ぜて、トリートメントや、香として使います。


白檀科で、木の芯材から抽出されます。


渋く、甘いオリエンタルな香りは、興奮した神経や心を鎮めます。

そして、過去の出来事への執着や、未来への不安や心配する思考を落ち着かせ、「今、ここ」に意識を戻してくれます。


安心、平安を感じられます。


瞑想に最適な香りです。




第一チャクラや、第二チャクラ、第七チャクラに、主に働きます。






東洋医学では、陰性で、土性と水性の性質です。

湿、寒の性質があります。


身体へは筋肉痛や、各部位の炎症に、キャリアオイルと混ぜてソフトに塗布すると良いです。
(マッサージは炎症を悪化する場合があるので、注意が必要です。)

湿性の質があるので、皮膚が乾燥している時に使用すると良いです

土は金を生み出すので、金性の肺の症状にも効きます。
喉の痛みや咳、鼻水、胸脇苦悶の時に、頸や肩、肩甲骨、胸部、デコルテ、また、手の太陰肺系の通る、上腕から前腕へのトリートメントも効果的です。












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