ジュニパー
ジュニパーは、40以上の種類があります。
古代のエジプトでは、ミイラを作るときに遺体に塗布したり、塩とジュニパーを混ぜて遺体を保存しました。
また、ジュニパーの木や液果を薬用と、香膏にしたり、モリガンオイルとフランキンセンスを混ぜて、頭痛の治療に使いました。
中世でも、頭痛の万能薬とされました。
また、利尿剤としても使用されるくらいの利尿作用があり、浮腫によく効きます。
ローマ時代は、葬式の際や家庭での魔除として、ギリシアでは、ジュニパーの枝を燃やして疫病を撃退しました。
フランスで1870年代天然痘が流行した際に、魔除として病院で使われました。
イギリスでは、メイ・イヴ(5月1日の前夜)に、魔術から身を守るために、ジュニパーの枝を燃やし煙を焚いたり、小枝にジュニパーの液果を戸口に吊るしました。
チベットでは、薬として使ったり、浄化に使います。
ジュニパーの浄化作用は、肉体的な次元と、精神面や感情面、霊性にも作用すると言われています。
身体から老廃物を出す働きは、パワフルな物ですが、心やエーテル体からも老廃物を排出するようです。
第3、第5.6チャクラを活性化します。
ネイティブ・アメリカンは、清めの儀式で、ジュニパーの枝を他のハーブと燃やし、煙を焚いたりして使用します。
東洋医学では、ジュニパーは水、金の性質で、腎、肺の働きを助けます。
陽性で、冷えや、冷えからくる浮腫に効果があります。
抗鬱、催淫、陶酔作用や、心に安定感や多幸感を与えます。
精神高揚作用、強壮作用、加温作用、浄化作用があります。
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