解剖生理学 1 基礎
生命や生物、生命活動を、解剖生理学的に説明します。
まず生物の定義は
生物の定義は3つの要素があります。
1個あるいは、それ以外の細胞から成り立つ
物質代謝を営む
自己増殖を行う
人の身体の構成はどうなっているか
まず、小さい物(多い物から順に)から順番に
分子、原子
細胞
組織
器官、器官系
になります。
分子、原子、細胞、組織、器官、器官系をザッと上げると。
分子、原子(量子論などあります)
ヒトの体内には26種類の化学元素が存在します。
主要な生体の96%を構成する4元素は
酸素 oxygen 25%
炭素 carbon 10%
水素 hydrogen 60%
窒素 nitrogen 1.5%
その他には
鉱質 mineral (生体の3%)
カルシウム(ca)、リン(P)、カリウム(k)、硫黄(S)、ナトリウム(Na)、塩素(CL)、マグネシウム(Mg)
微量元素
鉄(Fe)、コバルト(Co)、銅(Cu)、マンガン(Mn)、モリブデン(Mo)、セレン(Se)、亜鉛(Zn)、ヨウ素(I)、
フッ素(F)、クロム(Cr)
これらから構成されています。
細胞
ヒトの成人の細胞数は、約60兆から100兆個です。
出生時の細胞数は約3兆個です。
一般的な細胞の大きさは、直径10μm〜20μmで、リンパ球などは、約5μm、卵細胞は100μm以上などです。
ちなみに、1000μmは1mmです。
横紋筋細胞では、長さ10cm以上
神経細胞は、全長1mになるものもあります。
組織
(画像が肌のしかなかったです。)
組織には、4種類あります。
上皮組織
自由表面を覆う組織
支持組織
身体の支柱と結合を営む組織
筋組織
収縮機能を営む組織
神経組織
神経を構成する組織
器官
器官は、一種あるいは、数種の組織により構成された、一定の機能と形態を備えた体内の部分です。
器官系
多数の器官が集まって、一定の連結をなし、生活機能の一部門を営みます。
骨格系
筋系
消化器系
呼吸器系
泌尿器系
生殖器系
内分泌系
循環器系
神経系
感覚器系
この紹介させていただいた要素で、ヒトの身体が構成され、生命活動が営まれています。
普段、感情や思考、身体の感覚(快、不快)などに意識が向きがちなので、西洋医学的な見解で学問的に、身体の解剖生理や、構成に目を向けると、身体や生命や生きていることの凄さを感じます。
0コメント