ローレル(月桂樹)精油
学名はLaurus nobilisです。
古代ギリシア神話では、アポロの言い伝えがあります。
好色なアポロから逃れる為にローレルに姿を変えたニンフにちなんだ「ダフネ」と呼ばれたりします
デルフィー神殿の巫女は、予見や癒し、透視能力を高める為に、ローレルを使いました。
祭壇の石のベッドの下で、ローレルを焚き、トランス状態で、託宣を降す儀式がありました。
第3.4.6チャクラに対し、特に第6チャクラへの働きが大きく、インスピレーションを高めたり、予見、透視能力を高めます。
古代では、魔除、悪魔除けに使われる一方で、結婚式では、床にローレルを撒き散らしたり、ブーケにローレルを用いて、末永い幸せな結婚の印として、花嫁に捧げられました。
また、一方温める性質があったり、占星術では、火のエレメントを持ち、勇気、勝利、気高さの象徴があり、古代ローマのオリンピックでは、優勝者の冠にローレルが使われました。
音楽や詩を司る神アポロに捧げられたハーブで、イギリスでは、「桂冠詩人」と呼ばれたり、英語では「ローレルを手に入れる」という言葉が、やはり勝利や賞賛されるという意味で使われています。
東洋医学でも、火に属し、臓腑では、心、小腸経に属します。
ハーブは、ポトフや肉料理の香り付に使われます。
抗うつ、感染予防、精神安定作用、虫除け、不眠に効果があります
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