安息香(ベンゾイン)精油





甘い、バニラのような香が特徴です。
とろみがある、濃厚な精油です。


学名は、Styrabenzoinです。


何千年もの間薬や香として使われ、香料業界では、「ベンジャミン」という名前で知られています。


エゴノキ科の樹木の樹脂から抽出され、アラビア語で、「スマトラの香り」Iiban javiが由来です。


1476年エジプトのサルタン(「権力、権威」、国王、皇帝)のメレク.エルマズダが、キプロスの女王に安息香、15ロトリ(約40Kg)を贈りました。
このことから、当時、いかに価値があったかが伺えます。









古代ギリシアや、ローマでも、silphion、Iaserpitiumと呼ばれています。
安息香の樹脂の粉末をポプリに使っていました。


ヨーロッパへは、16世紀にポルトガルの航海者バルボッサが安息香を持ち帰り、イギリスでは、「benjoin」の名で知られ、1623年には、イギリスがシャムに安息香の工場を作りました。


フランスでは、肺の薬の意味の「baume pulmonaire」と呼び、呼吸器疾患や、感染症、喘息に効果があり、伝染病を防ぐ働きをしました。


喘息には、感情やストレスも絡んでいることがあります。
安息香は、感情を出せずに内にため、喘息、アトピー、蕁麻疹、胃腸の不調に現れている人の感情を解放したり、精神的に傷を受けたり、ショックを受けたりしたため、感情を押し込め心身症となっている人に用いると、感情のブロックを溶かし、心を解放し、しこりを取り除くことを助ける香りでもあります。


チャクラへは、第1.7.8チャクラに対応し、グラウディングと、神聖に繋がる両方のバランスをとります。



太陽や金星の支配を受けています。


温める作用があり、頭痛を改善し、頭脳を明晰にします。


東洋では、古代から安息香を燻蒸すると、悪霊を撃退すると信じられ、仏教やヒンドゥー教徒は、安息香を魔除や瞑想、座禅に用いました。











イスラム教では、信徒の女性が葬式に、安息香、アロエ、サンダルウッド、パチュリでできた香を、遺体の足元で燃やす儀式があります。
死者の魂が、天国へ引き上げられると信じられていました。


心理的な苦しみを緩和する作用があり、心を癒し、安眠を誘います。


催眠療法にも、心を安定する作用があるので効果的です。


心身の疲労や、神経性の不安、鬱、憂鬱、孤独、喪失感や深い悲しみにマッサージや、アロマバス、ディフューザーに用いると、心を安らげます。







ホリスティックセラピー Hilling aqu 鍼灸 整体 氣光 アロマオイルトリートメント

Hilling aquは、健康をホリスティックな観点から捉え施術を行って参ります。 苦痛を抱えた身体を癒すことが疲れた心を癒す一歩になります。女性鍼灸師が東京都23区内のシティホテルやご自宅へ参ります。港区東麻布のサロンでの施術も承ります。 tel 080-6814-2524 ✉️ zinkei.mizuki@gmail.com

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