シナモン
古代エジプト人は、シナモンを薬や香りとして、香水の材料として使いました。また、ミイラを作る過程でも使われていたようです。
寺院に捧げられるのに、ふさわしい貴重なものでした。
聖書でも、数カ所でシナモンのことが語られ、モーゼの聖なる香膏の中にも含まれるています。
アラビアでは、富の象徴とされ、宗教儀式で使う聖なる器を識別するのにも、シナモンのオイルを使いました。
虫除け効果に優れていて、リネン類に使うと良いとされています。
中国の漢方では、万能薬と考えられ、漢方薬の処方のほとんどに使われています。
強壮作用があり、鬱状態や弱気になっている時に使うといいとされています。
ヨーロッパでは、香水や薬や料理の香りづけ、鬱病患者、特に年配の患者に用いられました。
憂鬱な時や、落ち込んだ時、神経の消耗などからくる疲労に、シナモンとオレンジの精油を数滴お風呂に入れると良いです。
鎮痛、殺菌、催淫、保護作用、健康回復、刺激、強化、強壮、精神高揚、加温、健胃作用があります。
東洋医学では、火性、土性の質があります。
臓腑は心、脾
味は、苦、甘
五主は、血脈、肌肉
身体を温め、血行を促進します。
第一チャクラ、第二チャクラに作用します。
蟹座と太陽の支配を受けます。
悲しみや過去の後悔に囚われる感情や思考を、優しく包み、安心感や平安な状態へ向けてくれる香りです。
女性性を癒し解放します。
冷えた内臓を温めます。
特に、胃腸や、泌尿器、生殖器へ良く作用し、消化機能を促進し、胃の不快感や、胸やけ、便秘、下痢を緩和します。
泌尿器の冷えをとり、頻尿や閉尿などの症状を緩和します。
子宮や卵巣を温め、血行を促進しますので、月経困難症、PMSや不妊症にも効果があります。
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